末廣亭に小三治師匠の落語を聴きに行く。

新宿末廣亭に行ってきた。

昼の部

お菊の皿 林家 正蔵

漫談    柳家 小ゑん

大神楽   柳貴家 小雪

そば清   柳家 喬太郎

夜の部

子ほめ  柳家小多け

平林   柳家小はぜ

フルート漫談 ひびき わたる

狸札    入舟 辰乃助

夏どろ   柳家 小八

曲ごま   花島 世津子

たがや   三遊亭 萬窓

漫談    三遊亭 歌之介

紙切り   林家 正楽

(相合い傘、藤井四段、ビートルズ、かっぽれ、石川啄木の歌)

親子酒   柳亭 小燕枝

芝居の喧嘩 柳家 権太楼

仲入り

金明竹    柳家 三之助

漫才     笑組

肥え甕    入船亭 扇遊

豊竹屋    林家 正雀

太神楽    鏡味仙三郎社中

粗忽長屋  柳家小三治

ホール落語は前もって予約をして、行く気満々で出かけるのだが、寄席はその日に思い立って、一人でふらりと出かけることがほとんど。

末廣亭の6月下席は柳家小三治師匠がトリを取るので毎年、必ず出かけている。あれは10年ぐらい前だったか、小沢昭一さんが末廣亭に出たのも6月下席だった。ちなみに席亭や常連の間では「ろくしも」という。あのときは連日札止めで、末廣亭始まって以来の客入りだった。ぼくも幸いその人波にいることができた。

ことしの「ろくしも」は昼の部のトリが喬太郎さんである。鎌倉はなし会の常連の両師匠がトリを取っているとあらば行かないわけにはいかない。

昼も夜も立ち見が出るほどの大盛況だった。昔はまずいなかった若い女性のひとり客も少なくない。時代は変わった。

古今亭志ん朝師匠がよくいっていたものである。「落語なんていうものは、寄席でボウッと聴くのが一番いいんです」

寄席は心のオアシスである。

写真は柳家小三治師匠とのツーショット。師匠は拙著をたいへん気に入って下さって「どの本もたいへんすばらしい。いつでも読み返せるように枕元に置いているんです」

人間国宝からそこまでいわれて幸せだな。